トップページ > 豆腐生産の流れ(フロー図) > 煮沸装置 豆炊き名人 豆次郎
処理能力 | 1バッチ:生大豆10~12Kg |
電 気 | AC200V 5KW 50A |
※炊き時間は製品によって異なります
仮にお豆腐を1時間当たり1000丁以上作りたいときに、ミニスターでは豆乳生産量が追いつきません。豆乳量はお豆腐の生産に直接影響します。ミニスターは小規模商店、店舗などには向いていますが、量産が必要な中規模以上の工場には適しません。そこで、間瀬では『豆次郎』と言うマシンがお勧めです。『豆次郎』というバッチ式の釜が中規模以上で使用されます。豆次郎から生産される豆乳量にあわせて豆乳生産量に必要なラインナップをご提案します。豆次郎は生産量にあわせてシングル、ダブル、トリプルなど数を増やす事もできます。
蒸気量 | 370kg/hr(32A) | エアー量 | 20NL/min |
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水量(揚げ製造時) | 25L/min(25A) | 電気 | 3相9.0Kw |
※お豆腐は、作る種類、量・その他・様々な条件や環境等によりここで基準として載せた数値からは必ず変動します。容量、面積の増減、生地の伸縮など、色々な要因で変動します。下記はあくまで一般的な数字になりますのでご理解ください。
【例】豆乳量が375 L/時間MAX生産できると仮定します。
【1時間当たり】
300gの絹ごし豆腐であれば、おおよそ900~1,100丁/時間が出来る想定です。
【1日当たり(6時間生産)】
約5,400~6,600丁お豆腐生産が可能な計算になります。
(マシン清掃や洗浄、準備時間を除き6時間としました)
※1時間当たり2俵(120kg)を超えるとダブル釜のご使用をお勧めします。
【シングル釜】
MAX 1.25俵(60kg)/時間×20時間 = 25俵(60kg) 1500Kgの大豆使用量/1日
MAX 1俵(60kg)/時間×20時間 = 20俵(60kg) 1200kgの大豆使用量/1日
【ダブル釜】の場合はこの計算を2倍にします!
豆次郎使用に当たって、1時間あたりの最大大豆使用量は75kgで豆乳濃度は (BRIX)12-12.5 (お豆腐作りに適している濃度)と設定します。おおよその計算で大豆1kgからBRIX12-12.5の濃度の豆乳が5ℓほどとれます
中規模のお豆腐屋さんは1つのアイテム(商品)を大量生産するのではなく、色んなアイテムを少量ずつ生産しています。そのため、商品の特徴や差別をつけるために使用する大豆や豆乳濃度などの切替えが出来るバッチ式の釜の方が小ロット多品種生産に適しています。日本では、豆腐の種類は多品種あり、多品種のお豆腐を少量ずつ生産する必要が有ります。
この多品種少量生産に向いている生産方法が、”バッチ式(バッチ釜)”とよばれ豆次郎の釜にも使われています。